2012年8月25日土曜日

ニューメディアの種類




(1)CATV(Cable TeleVision)
総合有線放送で、事業者が一般ユーザーのアンテナより受信感度が優れた高感度アンテナで修理した良質のテレビ放送信号などを同軸ケーブルなどのブロードバンド伝送線路を利用して、加入者の家庭まで転送してくれるサービス
放送チャンネルの数が多く、伝送路の大容量性と双方向サービスが可能
難視聴地域への解決策として考えられてきたが、最近では、同軸ケーブルの残る帯域幅を利用したインターネット接続サービスを開発、提供している
コンポーネント:加入者端末装置(Terminal Equipment)、ヘッドエンド装置(Head-End System)、伝送路

(2)CCTV(Closed Circuit TeleVision)
特定の受信者のみのサービスすることを目的とする閉鎖回路システム
カメラがテレビモニターに接続されているので、信号が空中に反映されない
コンピュータ、ネットワーク、マルチメディア技術を背景に、従来の閉鎖回路システムという機能限界性を情報管理の分野に拡張している
産業用テレビ(TV)、または専用のテレビとも呼ばれる

(3)HDTV(High Definition TeleVision:高品位TV)
高品位テレビで、走査線の数と画面全画素数、アスペクト比などを大幅に増やし、既存のテレビの問題点を補完する技術
アスペクト比:16:9
走査線の数:既存のNTSC方式(525/625個)の約2倍

(4)Teletext(文字多重放送)
TV受像機+データバンク+放送システム
一方向システムでテレビ電波の極めて短い間隔を利用して文字情報を伝達する複数の放送
テレビ電波の使わない部分を利用して一般のテレビ放送と同時に文字や図形にされたプログラムを送信するシステム
情報検索、メッセージの配信、電算処理サービス、取引処理サービス、リモート監視サービスなど

(5)Teletex
メモリ相互間の高度の記事通信サービス
高品質(エラー訂正機能)と文字の使用範囲が広く、記憶装置のほかに、編集、通信機能を備えたオフィス文書ハンドラなどが端末で使用
電話網、公衆データ網などと接続可能

(6)Videotex
TV受像機+データバンク+電話
ユーザーが情報センターのコンピュータに蓄積されている情報のうち、必要な情報を検索してTV受像機やPCの画面に文字や図形で表示するシステム

(7)Facsimile(FAX)
文字、写真などの静止画を画素に分解して電気信号に変えて送信すると、受信地点では原画と同じように、永続的な記録画像を得る方式

(8)ビデオ会議システム(VCS; Video Conference System)
お互い遠い距離に離れている人同士各自の室内に設置されTV画面に映っ​​た画像と音響などを通じて会議を行うことができようにしたシステム

(9)自動教育システム(CAI; Computer Aided Instruction)
コンピュータを応用した自動教育システムで、コンピュータを利用して多くの人を教えながら、同時に個人の適性や理解力に適応する個別教育まで実施するプログラムの学習

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