フォントの種類の説明

"フォント"の種類

フォントには様々な種類があります。用途が異なったり、データをどのように持っているかに応じていろいろなことが存在する。
つまり、フォント自体の種類ではなく、性質の異なるものが複数あるのだ。この様々なフォントを、その状況に応じて分類してみよう。
·{デジタルフォント}
·用途に応じて
·{スクリーンフォント} {プリンタフォント}
·データに応じて
·{ビットマップフォント} {アウトラインフォント}
·{ポストスクリプト
フォント} {TrueTypeフォント} {ATMフォント}
·{低解像度フォント} {高解像度フォント}


"デジタルフォント（Digital Font）"

文字の形は手で書いたものであれ、活字や写真植字の印刷物でも、アナログ形式で表現され、文字が印刷されていることだった。しかし、コンピュータを使って文字の形を維持して、画面に表示したり印刷するには、文字の形を0と1のデータで表現しなければならない。 0と1ロドゥェンデジタルデータとして指定することができる場合は、コンピュータはそれを本体に記憶して保存·加工、または外部の出力装置に出力をすることができるようになるのである。したがって、デジタルフォントは、デジタル形式で表現された文字の形状データの集合となる。しかし、一般的に "フォント"とは、コンピュータのアプリケーションを介して使用されているものなので、あえて "デジタル"という言葉を含んでいなくてもデジタルフォントとすることができる。


"スクリーンフォント（Screen Font）"

スクリーンフォントは画面上に表示するためのフォントであると同時に書類を作成するときに書類内のフォントの種類を指定するために使用されているのだ。
よく画面用のフォントと呼ぶ。電子出版の初期には、このスクリーンフォントがそのままプリンタの出力にも使用されたが、この初期には、 "ビットマップフォント"しかなかったので縮小、拡大をすると形がイルグロジゲが、複雑な演算処理を経ていないので、すぐに表示され
プリントされた。しかし、問題は、大きなサイズの文字を表示したり、プリントすると、ひどく歪んだ文字になってしまうのだ。
そのため、ATMやTrueTypeフォントというアウトラインフォントが開発され、それ以降は、画面表示用アウトラインフォントを利用するようになった。しかし、アウトラインデータから、小さな文字サイズを作成するきれいなラインの形を得ることができませんので、アウトラインフォントにもビットマップフォントが添付されている場合が多い。


"プリンタフォント（Printer Font）"

スクリーンフォントは、コンピュータ本体に組み込まれているかというと、プリンタがフォントを保存している場合もありますが、これをプリンタフォントという。
コンピュータ本体の文字コードをプリンタに送ると、プリンタに内蔵されていたフォントが文字の形をプリントすることです。現在のポストスクリプトプリンタには、ROMにフォントを内蔵している場合もありますが。ほとんどがプリンタに内蔵されているハードディスクにフォントを入れて置く。プリンタは、フォントをダウンロードして文字を印刷することになるだろう。


"ビットマップフォント（Bitmap Font）"

ビットマップフォントは、文字を点のジプハムウロ表現しているのだ。
このビットマップフォントは、複雑な演算を行わないため、すぐに表示されて画面表示用に使われる。しかし、このビットマップフォントは拡大、縮小をすると形が歪む性質を持っている。そのため、サイズを変えときは、そのサイズ（ドット数）ごとに文字、データが準備しなければならない。したがって、ビットマップスクリーンフォントは可能な限り多くのサイズを登録して置いてなければならない必要があり、データ量が多くなる。特に、大きなサイズのビットマップフォントを作成するデータ量が飛躍的に大きくなってしまう。 {top}

"アウトラインフォント（Outline Font）"

ビットマップこの点による表現の場合は、アウトラインフォントは、関数曲線を持っている文字の外形を示す。そのため、表示および印刷を行う場合は、まず、ドットの情報を交換していく必要がある。
ので、出力の速度が遅くなりますが、大きいサイズの文字で画面表示や出力をしてもビットマップフォントのようにイルグロジジずきれい良質な文字で出力となる。しかし、小さなサイズの文字を、関数で集めて、誤差により、きれいな文字ではありませんし、時間がかかるという短所があるので、小さなサイズの画面表示用はビットマップフォントを併用する場合もある。

このようにアウトラインフォントを画面に表示したり印刷するとき、ドットイメージに変化することを "ラスタライズ"という。また、ラスタライズを実行している部分をラスタライズプロセッサ（RIP）とする。アウトラインフォントなのでアウトラインそのまま出力される考えられるかもしれませんが、現在使用されている画面表示やプリンタは、ドットの情報のみを処理するため、どこかで変換が
行われているのだ。
現在使用されているアウトラインフォントは、TrueTypeフォントとPostScriptフォントがあります。


"ポストスクリプトフォント（PostScript Font）"

ポストスクリプトフォントはAdobe Systems社が開発したフォント形式で文字の位置、幅、形などのアウトロのラインをベクトル方式の曲線によって作成されるため、高品位の文字を作成します。現在のフォント形式の名称で、 "Type1形式"とも呼ばれます。
このポストスクリプトフォントは基本的にプリンタにダウンロード（インストール）して使用します。だから、プリンタの出力はきれいになりますが、画面表示のビットマップフォントを使用すると、大きなサイズの文字は形がイルグロジゲされる。プリンタにダウンロードして使用することに済みポストスクリプトを購入して意味があるのは、ポストスクリプトプリンタを持っている場合にのみ該当するのだ。

"TrueTypeフォント
フォント（TrueType Font） "

TrueTypeは、Apple社がMicro Soft社と共同で開発したフォントの形式で、OSに組み込まれているため、ATM（Adobe Type Manager）などの別のプログラムを必要としない。また、フォント自体が低価格であり、ユニークなデザインのフォントが多くて一般ユーザのためのフォントでできている。 TrueTypeフォントも関数を用いたアウトラインフォントですが、TrueTypeは2次
スプライン曲線を、ポストスクリプトフォントは3次ベジエ曲線を使用して文字の外形を示す。

画面上やプリンタの出力結果を見ては、TrueTypeかPostScriptのかを判断するのは難しい。しかし、MacintoshのDTPではTrueTypeフォントを使用することができません。なぜなら、
DTPの最終的な目的は、画像シータへの出力であるからだ。
画像シータはポストスクリプトで動きますので、フォントの指定は、ポストスクリプトフォント（Type1形式）でなければならない。実際にDTPユーザーがTrueTypeフォントを使用することはアウトライン化してイラストや画像の作成に使用する。しかし、Windowsでは、ポストスクリプトで出力する環境になっていないので、TrueTypeフォントを使用してイメージセーター出力をすることになる。

"ATM
フォント（ATM Font） "

きれいなアウトラインフォントは、プリンタ出力用だけでなく、デザイン作業などでは、印刷イメージにもっと近い画面表示を必要としました。そこで登場したのがATM（Adobe Type Manager）というソフトウェアである。
画面上でポストスクリプトフォントをスムーズアウトラインで表示するためのユーティリティである。このATMは、PostScriptプリンタ用のアウトラインデータを、コンピュータの本体に置いて、画面表示用にも、プリンタ用にも使用されるシステムである。このアウトラインデータは、プリンタにダウンロードするポストスクリプトと基本的に同じものなので、画面と出力結果が同じになるだろう。

フォント自体は、プリンタにダウンロードするようなType1であるため、 "ATMフォント"というフォントがイトダギはなく、コンピュータ内にあるATMを使用しているポストスクリプトのアウトラインフォントを "ATMフォント"ということだ。
ATMを利用している場合は、フォントがダウンロードされたポストスクリプトプリンタであれば、プリンタ側のフォントデータが書き込まれます。しかし、ポストスクリプトプリンタでない場合や、プリンタ側のフォントがない場合に、本体内のアウトラインデータでプリンタ用のデータが作成され、プリンタに送る。
結局のところ、ATMは、PostScriptプリンタユーザの画面表示を改善するという点と、ポストスクリプトプリンタでポストスクリプトプリンタを使ったのと同じ出力結果を得ることができるということだ。


"高解像度版と低解像度の盗難フォント"

フォントのパッケージを見ると、 "高解像度図版"とか "低解像度のパッケージ"、 "低解像度の盗難"と
書いてある場合があります。これは、ポストスクリプトフォントの場合に該当する言葉だ。
ポストスクリプトフォントは、プリンタにダウンロードして使用されているものなので、このプリンタの解像度に関係したのだ。一般的に "高解像度"というのはイメージシータなどのプロ用プリンタをターゲットにした製品で1201dpi以上の出力解像度を持つ機器で使用する。また、 "低解像度"というのは1200dpi以下のレーザープリンタなどで使用するための製品です。高解像度と低解像度の境界は、従来は600dpiだったが、最近ではレーザープリンタが高性能化し、1200dpiで作られた製品も多いので、 "低解像度"ではなく、 "中解像度"と呼ぶ製品メーカーもある。